Sweet? or Sour? Orenge juice II (ページ33)

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青side

気持ちを伝えてどんくらい経っただろう
実際は1分もないだろうけど
体感時間は30分はあったかな

泣いてもないし動かずに俺の腕の中にいる
康二の背中をとりあえずさすってみる

青「康二… なんか言ってくれないかな？」

橙「びっくりした」

青「びっくりさせてごめん」

橙「何ですぐ謝るん」

青「泣かせたやつからの告白とか、」

橙「それ以上言ったら怒るからな」

青「なんでだよ」

橙「…… 俺の話も聞いてくれん？」

青「え、うん。いいけど」

こんな時にって思うけど
何か伝えたいことがあるのなら…

橙「俺もしょったのこと好き」

青「……は？」

橙「やから、俺が話したかったことは今のってこと」

青「待って、どういうこと… もう一回言って？」

橙「恥ずいやんか、もう言わん！」

青「ちゃんとした状態で聞きたい、お願い」

橙「っ、しょったのこと好きやで。」

両頬をつねってみても夢が醒めない
うん、現実だ。夢ではないらしい

橙「ほっぺ痛なるよ」

青「まじで言ってる？」

橙「何でここで嘘つかなあかんねん」

青「うわっ、やべぇ…」

橙「っぐ、しょった苦しい」

青「今更、嘘でしたとか許さねえからな」

橙「ほんまに嘘やない、ずっと好きやったんやで」

今のはずるい

橙「っゔ、ほんまに苦しいハグやな」

青「もう離してやんねえからな」

橙「ならもう、冷たくせんといてな
しょったから冷たくされるん悲しくなるから」

青「うん、約束する。
ちゃんとこの言葉言わせて欲しい。」

橙「なんや？」

まだまだ康二のことを腕の中に収めておきたい
でも、目を離してこれはちゃんと言わなきゃだよな

青「俺と付き合ってください」

我儘でも傷つけてしまったとしても
どんな俺だとしても目の前で笑顔を見せてくれる

ほら、今だって。

橙「もちろん！よろしくお願いします！」

その笑顔をこれからずっと俺に守らせてね。

．

全力で遅れて12月になっちゃいましたが
しょっぴーお誕生日おめでとう！

リクエストのなべこじ両片思いを書かせていただきました
書き終わって何か解釈違うかもって
思いましたが許して下さい下さい笑
リクエストありがとうございます！

あべちゃんの誕生日もちゃんと書きます！