Sweet? or Sour? Orenge juice II (ページ42)

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橙side

青「おばちゃん今日もごちそうさま！」

「いつも美味しそうに反応してくれるから
こっちも作り甲斐あるわ、ありがとな！」

橙「おかんはしょっぴーに甘いねん」

「いいから2人とも早よ風呂入ってきい！」

橙「はぁ⁉︎泊まらせるん？」

「ええやん、久しぶりに」

橙「もう…」

青「やったね」

橙「一緒に風呂には入らんからな」

青「じゃあお先に〜」

橙「普通そこ断るとこやろ！」

「康二は片付け手伝ってや」

橙「おかんはやっぱりしょっぴーに甘すぎや…」

そんなこんなで2人とも風呂に入って
部屋に戻ってきたのはいいものの

橙「まさかしょっぴーがベッドとか言わんよな？」

部屋に戻ってきたら勝手に
俺のベッドに寝転がってるやつがおる

青「下で寝るの嫌だから」

橙「いつもやったら下に寝とるやん」

青「いいじゃん」

橙「俺が下に寝るん？」

青「一緒に寝ようよ」

ﾄﾞｷｯ

なんやまたﾄﾞｷｯ。ってしたわ…

橙「アホちゃう？なんで高校生にもなって
幼馴染と2人で一つのベッドやねん」

青「幼馴染なんだからいいでしょ」

橙「恋人ならまだしもやで？
しょっぴーはただの幼馴染やん」

青「はぁ…もうなんなんだよ」

橙「っ、しょっぴー？」

ちょっと強く言い過ぎたんかな
しょっぴー怒ってもうたかな

どないしよ
怒らせるつもりはなかったんやけど…

橙「怒った？強く言い過ぎた？」

青「…」

橙「ごめんやん。なぁ、こっち向いてや？
顔見えんと怖いねん… ごめんって」

あかん、泣きそう
久しぶりに泣き虫康二でてしまう

橙「しょっぴー… って、うおっ!! はぁ⁉︎」

ベッドの上で壁側を向いて
こっちを向いてくれんから覗きにいったら

突然グイッと引っ張られて
あっという間にベッドの上に倒され
驚いて閉じた目を開ければ目の前にしょっぴーの顔

橙「しょっぴー？」

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