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黒side
ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ
ただ晴れた青い空を見上げて
風と擦れ合う木の葉の音だけが耳を通っていた時に
チャイムという無機質な音が2人だけの時間を遮ってきた
橙「じゃあ戻るわ」
黒「あ、うん。俺はまだいるつもり。」
橙「そう。君、隣のクラスの子よな？」
黒「うん、知っててくれたんだ」
橙「名前なんて言うん」
黒「目黒… 目黒蓮。」
橙「じゃあな目黒くん」
黒「あ、また来てね」
橙「来れる時間あったらね」
黒「絶対来て」
橙「ふふっ、約束する」
黒「うん。約束。」
風に吹かれて前髪からあの瞳が三日月の形になって
俺にそう優しく笑いかけてくれた
その時にはもう恋に落ちていた。
＿＿
その日を境に生徒会長に学校で会えば
挨拶をして雑談を一方的に話しまくって
毎日好きだ。と伝えた
もうそれが半年は続いている
青「目黒もう6時間目終わったぞ」
黒「あー、うん」
青「大丈夫か？今日ずっとぼーってしてんじゃん」
黒「生徒会長との出会いを振り返ってた」
青「……帰るぞ」
黒「聞いといて無視はひどいよ」
青「早く帰りたいんだよ…って、噂をすれば。」
黒「あ、生徒会長だ。荷物多くて大変そう」
青「手伝ってやれば？ 俺は先に帰っとくけどな」
黒「うん、手伝う。じゃあね、しょっぴー」
青「はいはい、また明日」
教室から見えた廊下にいる生徒会長の元へ走って声をかける
黒「手伝うよ、荷物ちょうだい」
橙「いい、大丈夫… うおっ！」
黒「大丈夫じゃないじゃん」
橙「なんでそんなに俺に構うんよ」
黒「毎日言ってるじゃん、好きだからって。」
橙「……半分こしよ」
黒「任せて」
橙「ありがとう」
黒「どういたしまして。これ生徒会室に？」
橙「そうやで」
それからはお互いに一言も発さず
生徒会室に荷物を運んでいった
.
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つみき(プロフ) - #たけみさん» ありがとうございます(T-T)無事に終わりました(T ^ T)休憩したらまたお話書きます!!コメントありがとうございますm(__)m (2022年6月13日 20時) (
レス) id: 43a3405b0e (このIDを非表示/違反報告)
#たけみ(プロフ) - いつも楽しく読んでます！教育実習がんばれ〜！ (2022年5月22日 0時) (レス) @page44 id: 4f37712248 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つみき
| 作成日時：2022年1月20日 4時
