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橙side
黄「すいません、突然こんなこと言って。
じゃあ俺は先に部屋に戻りますね、では。」
そう言って部屋の中へ消えて行ったお隣さん
俺は未だ動けずにぽっかり空いた穴の前に座り込んでいる
橙「あの人俺のこと好きって言ったよな…
え、待ってや、、は！？」
あ、静かにせな。ここベランダやねん
待って… 一旦落ち着こう、部屋戻ろ
部屋に戻ったのはいいものの
落ち着くことなんかできずぐるぐる部屋を回るだけ
橙「あー、寝よ。こういう時は寝るしかないねん」
て言って、寝れるような状況でもなく
一睡もすることなく次の日を迎えた
朝、お隣さんと鉢合わせしませんように
なんて願ってもこういう時はその通りになるんよな
ｶﾞﾁｬｯ
黄「あ、おはようございます。向井さん」
橙「っ、岩本さん…おはようございます」
黄「そんな緊張しないで下さいよ笑」
橙「やって…」
黄「俺向井さんのこと同じ大学ってことしか知らないので
話しながら一緒に大学行きません？」
橙「あ、はい。」
黄「向井さんって大阪から来たんですか？」
橙「そうです」
黄「関西弁かわいいですね」
橙「なっ、！」
黄「ふはっ、そんな焦らないで下さいよ
大学何年生ですか？」
橙「2年です」
黄「あ、一緒だ」
橙「え⁉︎てっきり4年くらいなんか思ってました」
黄「じゃあ敬語なしでいこう」
橙「せやな！」
最初は緊張していたくせに
同級生なんて聞いたらなんか安心したし
俺のお兄ちゃんみたいやなんて思ってきたら
いつの間にか照にぃなんてあだ名つけてるし
俺やって、康二って呼び捨てされとる
話しやすくて流れに任せるままに
いつの間にか告白されたことなんか忘れて
お互いの家を行き来したり
毎日学校から一緒に帰るくらいに仲良くなっていた
そしてぽっかり空いた戸を直した後でも
2人でベランダでお酒を飲むのが楽しみにもなっていた
それが照にぃにとっては
辛いことやなんて気にも留めずに＿＿
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つみき(プロフ) - #たけみさん» ありがとうございます(T-T)無事に終わりました(T ^ T)休憩したらまたお話書きます!!コメントありがとうございますm(__)m (2022年6月13日 20時) (
レス) id: 43a3405b0e (このIDを非表示/違反報告)
#たけみ(プロフ) - いつも楽しく読んでます！教育実習がんばれ〜！ (2022年5月22日 0時) (レス) @page44 id: 4f37712248 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つみき
| 作成日時：2022年1月20日 4時
