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橙side
もう最終手段、康二から誘うしかねえな。
なんて言われて体感時間1時間は経ったと思う
実際は1分も経っとらんやったけど
てか、そんなんいいねん
それどころやないねん
俺が誘う…ってつまり、そういうことやんな
でも俺から誘ったことなんてないし
あ、やから俺から誘えばふっかさんは嬉しいんかな？
いやでもそんな高度なこと恥ずかしくてできひん
誘う前に自分で撃沈しそうな気がする
でも、もうそれしかないなんて言われたら…
橙「ふっかさん…」
紫「ん？ちょっと待ってな。
今いいところだから後2分くらいかな」
橙「……ふっかさん、しよ？」
ｶﾞﾁｬﾝｯ…
橙「え、あ。ゲーム機落としたで……っ、！
ん、ふぁ…、ふっ、っん…… ﾊｧﾊｧ」
紫「なに今の。」
橙「え、っと… ふっかさんもうすぐ誕生日やから
って、あ！もう12時過ぎてもうたやん！
ぴったしにお祝いしたかったのに…」
紫「じゃあ今お祝いして？」
橙「ふっかさん30歳の誕生日おめでっ、ん！
まっ……て、ふっかさ、ん…」
紫「うん、ありがとう。で？さっきのは何？」
大好きなゲーム機をほったらかしにしたと思ったら
急に押し倒されれば
深くて長いキスが止まらずに降ってくる
橙「ふっか、ん…とまっ…… ﾊｱﾊｱ」
紫「止めたよ。さっきのはなんだったの？」
橙「あのな…ふっかさんっていつも余裕あるやん？」
紫「そうかな？」
橙「そうやねん…俺がふっかさんに負かされとる気して
30歳の誕生日くらいは俺がふっかさんのこと
余裕なくしてみせよう思ってん…」
紫「今までもそんなこと試そうとしたのに
今日のだけは康二がやりそうにないんだけど？」
橙「っ、相談してん」
紫「誰に？」
橙「照にぃ…」
押し倒されたからか上から見下げられるような視線に
どんどん欲深くなっていく自分がいる
紫「ふーん… じゃあ覚悟はできてんだよな」
橙「覚悟って、ちゃうねん！
今日は俺がふっかさんの余裕をなくす日なの！」
紫「もう、康二はさ…」
あぁ、呆れられたかな
めんどくさいとか？
誕生日にわがままとか思われたかな？
誕生日にふっかさんのこと
ドキドキさせたかっただけなんやけどな
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つみき(プロフ) - #たけみさん» ありがとうございます(T-T)無事に終わりました(T ^ T)休憩したらまたお話書きます!!コメントありがとうございますm(__)m (2022年6月13日 20時) (
レス) id: 43a3405b0e (このIDを非表示/違反報告)
#たけみ(プロフ) - いつも楽しく読んでます！教育実習がんばれ〜！ (2022年5月22日 0時) (レス) @page44 id: 4f37712248 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つみき
| 作成日時：2022年1月20日 4時
